日本音楽教育学会第45回大会(東京大会)でパネルに参加します
はい、10月26日(日)に聖心女子大学で開催される日本音楽教育学会第45回大会にて開催されるパネル発表にお呼ばれしております。13時半~15時で331教室でやりますよ。 今回は、同人音楽研究で名高い井手口彰典先生からお声をかけていただいて、深見友紀子先生のパネルにねじこんでもらいました。ぼくはネットレーベルを題材 にして話をさせてもらいますが、パネルのテーマとしては、「音楽教育のソーシャライゼーションを目指して : 社会と教室との断絶をどう解消するか」という感じです。タイトルからなんとなくわかるかもしれませんけれど、音楽教育と現状の音楽文化との間にある乖離を ネタ元にしてポジティブに議論しよう!という内容です。 さすがに現在のネットレーベル、あるいはオンラインアンダーグラウンドな音楽のシーンと、中学とか高校でやるような音楽教育とを接続するのは無理があるん じゃないか??と思われそうですが、案外そうでもないと思ってますよ。ぼくが注目すべきだと思うのは、実は90年代には音楽教育の領域とDTMやらオンラ インな音楽データやらの領域とはかなーり関係があった、という点です。実際、学校でのDTMを用いた文化実践に関する論文が、音楽教育の領域で90年代に はかなり書かれています。『DTM MAGAZINE』でも音楽教育の文脈での記事とか書かれてるんですよね。 しかし、現在はそうではなくなった。 いったいそれは何故なのか??……という論点については、残念ながら今回の発表では時間の関係もあってたぶんあんまり触れられないんですが、音楽教育と ネットレーベルっていう話題の振り方自体は、実はそこまで遠いものでもないっていうことですね。そんな関係に触れるとこから始めて、現代的なオンライン音 楽のあり方と音楽教育との可能性を持った関係について、なにかしら提言的なお話ができればなー、と思っております!! ふだん活動してるようなとこではまったくない学会での発表なので、超絶緊張すると同時にとても楽しみにしております!!どんな感じなのかなー。 共同企画V 詳細! → https://sites.google.com/site/ongakukyoiku/ |