7/17(月・祝)に秋葉原で開催される「もにゅキャラ考」のお知らせです。

大変お久しぶりです!
今年度から首都大学東京システムデザイン学部で助教として働くようになりました。
そこで手伝っている、楠見清さんの授業内で企画されたシンポジウムのお知らせです。

アニメやらマンガやらのキャラを公共彫刻(モニュメント)化したモノを「もにゅキャラ」と名付け、近年増加しつつあるそれらへの学生たちの調査や考察を通して、なにかしらもっと奥にありそうな意味づけについて考えてみたい、そういうイベントです。

トークゲストとして、美術批評家の福住廉さんと企画家の西原伸也さんにも参加していただきます。両者とも、街に跋扈する美術的モノに対する独特な視点をお持ちの方々ですので、斬新な切り口からの批評が聞けそうです。トークセッションではわたしが司会をしつつ、楠見さんと共に聞きたいことをいろいろと聞いてみたいと思います。緊張する!

祝日の午後、入場無料なので、お時間ある方はぜひぜひ!!!!
以下はシンポジウム詳細でございます。


首都大学東京メディア創生フォーラム
「もにゅキャラ考──いったい何が今日の公共彫刻をこれほどまでに変え、魅力的にしているのか?」

「クールなジャパンが生んだ世にもストレンジなポップ彫刻
 ルーツは85年前の〈ハチ公像〉? ライバルは〈ゆるキャラ〉?」

ここ20年のあいだに全国各地に広まったマンガやアニメの銅像、モニュメントになったキャラクターを《もにゅキャラ》と名付け、大学院生によるフィールドワークとアンケートリサーチから現代日本の地域活性や文化振興の諸相を分析します。さらに、昨年インターネット上で話題を呼んだ「ケツバットガール」のプロデューサーと、独自の視点でアートと社会の現況を読み解く美術評論家による講演とディスカッションを通じて、メディアとしての銅像の象徴性や公共性についてさまざまな角度から考察していきます。

日時:2017年7月17日(月・祝)
   13:30開場 14:00開始 17:00終了 入場無料
会場:首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス
   住所=東京都千代田区外神田1-18-13秋葉原ダイビル12階 電話=03-5294-0250

第1部
◎学生研究発表:14:00-14:30
「キャラクター像の現況と意識調査」
◎ゲスト基調講演:14:30-15:30
 西原伸也(フォトプロデューサー)
 福住廉(美術評論家)

(休憩10分)

第2部
◎パネルディスカッション:15:40-17:00
「ストリート・アートとパブリック・アートの交差点」
 パネリスト:西原伸也+福住廉+楠見清(首都大学東京准教授)
 司会:日高良祐(首都大学東京助教)

主催:首都大学東京大学院システムデザイン研究科インダストリアルアート学域楠見清研究室+「メディア創生特論F」受講生(博士前期課程1年)


詳細はFacebookでも更新したりするのでチェックしてくださいね!
メディア創生フォーラム「もにゅキャラ考」

以下の楠見清+南信長『もにゅキャラ巡礼』に目を通してから行くと、シンポジウムをますます楽しむことができるかもしれません。ぜひぜひ!