共著『私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか―日本ポピュラー音楽の洋楽受容史』出てます。

遅れに遅れた宣伝告知ですが、南田勝也さんから誘われて一つの章を書いた『私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか―日本ポピュラー音楽の洋楽受容史』が花伝社から出版されています!めでたい!

ぼくは第8章「Jポップを輸出する―「音楽メディア」としてのアニソン」というところを書いています。2010年頃からNHK国際放送と一緒にやってきた「J-MELO Research」の結果をもとに、本書のテーマである日本への洋楽の進入とは逆のベクトルについて書いています。アニソン(として捉えられる各種音楽ジャンル)が日本から海外へ向けて出て行く状況のお話ですね。

他の章は歴史展開的にずーっと日本での洋楽受容の局面を様々な角度から議論していて、内容も充実しており大変おすすめです。とくに第9章のShazamの議論は必見です。よろしくお願いします!!