「新型コロナウイルスと音楽産業JASPM緊急調査プロジェクト2020」に参加しています。

日本ポピュラー音楽学会が行なっている「新型コロナウイルスと音楽産業JASPM緊急調査プロジェクト2020」に参加し、インタビュー調査を進めています。詳しくはリンク先の「プロジェクト発足にあたって」を読んでもらえればわかると思いますが、現在のコロナ禍においてクラブやライブハウスなどのハコにどういった具体的なダメージが生じているのかを調査・記録しようというものです。

3月に活動開始した「SaveOurSpace」に共鳴するかたちでJASPMの有志が個別の調査を始めていたんですが、JASPMとして公にやっていこうということでプロジェクト化しました。40名を超える参加者がそれぞれのやり方で調査を進めていて、ウェブサイト公開から1ヶ月ですでに24本も調査報告等があがっています。チェキ。調査や分析の方法にはあえてレギュレーションをかけていないので、ぼくのようにインタビュー調査あり、量的調査あり、事例をもとにした考察ありと、バラエティに富んだ書き物の集合体になっています。ひたすら記録をしていくことに重きを置いている感じですね。

ぼくは今のところインタビュー調査を進めています。

オルタナティブな営業方法の模索 岡田英嗣(音楽喫茶 茶箱 店長)インタビュー | 
https://covid19.jaspm.jp/archives/213

Music Unity 2020 のその先を見据えた設計 山田将行(秋葉原 MOGRA 店長)インタビュー | 
https://covid19.jaspm.jp/archives/330

「MOGRA閉めた時点でぼくはもう今ずっと自宅待機です」竹山慧(フリーランスPA)インタビュー | 
https://covid19.jaspm.jp/archives/1446

新型コロナウイルス感染拡大の状況、行政の対応、ハコをめぐる営業の方法論、オーディエンスの反応、いずれも急速に移り変わりつつあります。昨日の段階で緊急事態宣言が解除されたり。この先も状況は変わり続けるし、後からいろいろなことを検証するためにも記録することが大事だと思ってます。お時間ある時にぜひぜひチェキってください。