ユリイカ「Vaporwave」特集に寄稿しています。


ユリイカ2019年12月号はなんと「Vaporwave」特集でした。声をかけてもらったので小さい論考を投げています。ツイラーの様子を見ているとけっこう売れているとのこと。やはり、ユリイカがVaporwave!?という驚きや、なぜ今になってVaporwave??という関心が惹起されたのかもしれないですね。ちょうど『新蒸気波要点ガイド (ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス2009-2019)がタイミング良く出ているので、あわせて読むと非常に良さそうな流れではある。

おそらく多くの人がVaporwaveの思想的なというか批評的な部分に焦点を当てるのではないかと思われたので、なるべくそうではない、もっと淡々とした書き方で淡々とした対象(?)を扱えないかと考えた。「Vaporwaveが依拠するプラットフォーム――インターネットの余地は残るのか?」というタイトルで、SoundCloudとBandcampがいろいろな意味で重要であり、その線で考えていくとやっぱりプラットフォーム力学への世界的な対応の議論と繋がってしまう、という話をしています。とはいえ、読み返してみるとどう考えてもVaporwave的な文体というか奇妙な雰囲気に飲み込まれている。。。あとは字数の関係もあるが、最後の具体的な法制度的文脈・それへの整備と反発の流れはもう一歩踏み込んで説明しないとわかりづらいな、などと反省しました。しかし、書いていて自分でも気付かされたことも多く、また別の書き物やらで展開できればと思いました。

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